夢メッセ関係トピックス

2011印刷産業夢メッセ開催要領

2011印刷産業夢メッセ開催要領

T.開催概要
 @名 称:2011印刷産業夢メッセ
 Aテーマ:ご一緒に汗をかきます                       
        メディア! よろず相談お任せください
        〜お客さまの感動を呼ぶ提案満載セミナー〜
 B会 期:2011年10月21日(金)、22日(土)10:00〜
 C開会時間:10月21日(金)9:00オープニングセレモニー
 D会 場:KKRホテル広島
      〒730-0004 広島市中区東白島19−65
      .082-221-3736  Fax.082-223-1055
 E主 催:広島県印刷工業組合・中国印刷機材協議会
 F主 管:2011印刷産業夢メッセ実行委員会
 G協 賛:広島県洋紙商連合会
      広島県製本工業組合
      中国グラフィックコミュニケーションズ工業組合
      日本グラフィックサービス工業会広島県支部
      中国地区印刷協議会(鳥取・島根・岡山・山口・広島各県印刷工業組合)
 H内 容:◎基調講演・全日本印刷工業組合連合会会長 水上光啓氏及び著名人による講演
      ◎ソリューションセミナー
        有名メーカー、ベンダーなどによる21小間セミナー
       ◎「感性価値創造産業」主催者セミナー3小間
 I来場目標: 1,700名
 J来場対象:一般印刷、グラフィックサービス、シール、グラビア、スクリーン印刷、プリプレス、製本、紙加工など、印刷関連会社の経営者、管理者および一般社員ならびに印刷に興味を持つ社会人及び学生
 K入場料:基調講演・ソリューションセミナー・座学 
  1日通券 6,000円
  L事務局:2011印刷産業夢メッセ実行委員会(広島県印刷工業組合内)
      〒730-0805 広島市中区十日市町1−6−27
      .082-293-0906  Fax.082-293-0954
      E-Mail h.inkumi@estate.ocn.ne.jp

2.ソリューションセミナー出展申込について
※所定の出展申込書に記入のうえ、前記事務局へお申込みください。

 @締切り:2011年6月30日(水)
 Aエントリー料金:ソリューションセミナー1時限(90分) 15万円

 3.「2011印刷産業夢メッセ」パンフレット(A4)協賛広告申込について
※所定の出展申込書に記入のうえ、前記事務局へお申込みください。

 @ 締切り:2011年6月30日(水)
 A 広告料: 5万円(A5モノクロ)、 同カラー10万円
         10万円(A4モノクロ)、 同カラー20万円

4.出展説明会について   

 @出展説明会は8月上旬広島地区で開催いたします。
 A会場・日時についてはおって出展各社にご連絡いたします。

5.2011印刷産業夢メッセ参加申込みについて

 @受講料は有料で、お一人様(一口)6,000円/一日券です。
 A受講券は両日とも、基調講演・ソリューションセミナー(3時限)・座学のセットとなります。
 Bこれらの内容およびスケジュールはパンフレットをご参照ください。
  Cこの座学は参加申込書による事前の申込制となっています。

6.ソリューションセミナー出展料・協賛広告料の等の振込先について

 @2011印刷産業夢メッセ参加申込と同時に下記の振込先へ受講料・昼食(弁当)代をお振込みください。入金確認後、参加チケットを送付いたします。
 Aソリューションセミナーの出展料および広告料については、請求書により7月30日(土)までに下記にお振込みください。

振込先:広島銀行 本川支店 普通預金 bR291861
        印刷産業夢メッセ実行委員会 代表者 喜瀬 清

基調講演 田中みのる氏

「販促物の役割とコピーライティングの重要性」
   〜不況でも売れるシナリオつくりとは〜
         ライズマーケティグオフィス代表
                田中 みのる 氏

 皆さん、お早うございます。
 ただいまご紹介いただきました、ライズマーケティングオフィスの田中みのると申します。どうぞ、よろしくお願いいたします。
 今日は印刷業の皆様に、マーケティングコンサルタントとして、いろんな販促物、販売促進を助ける、印刷物の実例を持ってお話したいと思います。
 私は20年間郵政におり、最後の5〜7年は社員教育を担当し、日本各地の郵便局といっしょにお仕事をされておられる印刷業の方と、効果の出る販促物づくりを仕事にしていました。その中の実例で効果の出たもの、出なかったものを元に、皆様にどういうことで効果が出たのか、また、なぜ効果が出なかったのかお伝えしたいと思います。

《自社を見つめ直す、一度視点を変えて》
 このセミナーで、お手伝い頂きたいことがいくつかございます。@教わるのではなく発見する。たくさんのうまくいった実例の中から、皆様に役立つものを発見していただければと思います。A頭の中で常に置き換えてみる。自社のクライアント様に置き換えたり、自社そのものに置き換えたりしてみてください。B正解はひとつではない。たくさんの正解の道がある。C真似られることは真似てみる。実際に、真似すると結果が出やすい、真似をするほど近道はない。
 そのために、視点を変えてみる。一度、視点を変えるということを意識するだけで、どんどんアイデアが出てきます。視点を変えることの重要性は、@自社から離れてみる。A他人のアイデアのプロセスを知る。B他社の苦悩に触れ問題解決。そういうのをどんどん解決してみてください。「俺だったら、こうするな、まだまだ甘いな」とか、ぜひそういう視点で見てください。間違いなく、皆様のクライアントの問題解決にすぐ使えます。

《今日の共通するテーマ》
 「価値を伝える。あなたが、皆様が、どんなに素晴らしい商品を売っていても、どんなに素晴らしいサービスを提供していても、どんなに素晴らしい会社やお店でも、その素晴らしいという価値を伝えなければ、皆様のお客様にとって、あなたの商品、サービス、会社、お店は存在しないのと同じことかも知れない」。これはすごく恐い、存在しないかも知れないのですよ。皆さんのサービスや商品が。聞くと少し違和感がありますが? 存在はするよ。印刷機はそこにあるよ。ちゃんと自分たちのやっているサービスは存在しているよ。「田中くん、そんな。価値が伝わってないっていうことはあるにしても、存在はするよ」って思われますね。多分違和感はあると思います。

《自社の価値は? お客様に価値を伝える》
 価値を伝えることには、必要性があります。伝わらないとシンプルによさが分からないです。そうすると、存在しないという現象がやっぱり起こるのです。存在しないから選べないし売れません。でも、多くの場合、販促に携わるプロの方々は、売れないという状態に出会ったときに、プロだから陥る罠があります。プロだからこう考える。何で売れないのかな。値段が高いんか考えてしまうのです。値段が高いのではないのです。まず、価値が伝わってない可能性がすごく高いのです。だから、プロでも売れないときに値段が高いのかと考えてしまうのは仕方がないのです。プロだから、プロモーションもその商売のことも、商品のことも研究して知り尽くしているから、高いかって。それ以外、もう理由が見当たらなくなってくるのです。だから、一回、離れてください。離れたときに、勇気を持って、こんな素敵な商品なのに売れないのは、選ばれないのじゃないかって考えてみる。ほんとは買ってくれる人がたくさんいるはずなのに、選ばれてないのじゃないか? そして勇気持ってこれを想像する。存在しているか? いまこの状態で、このサービスやこの商品は存在しているかって。このままでは伝わってないのかも知れないって、一度状況を遡ってみる。もし、伝わってないのかも知れないなと思ったら、いろんな伝え方を工夫するのです。それは皆様がノウハウを持っているから。
 私は、ジャパンポストにいたとき、各地でお客様と販促の仕事しているときに、どれだけ印刷業の方に助けられたか。だって、印刷業の方だったら印刷いっぱいしているから、ノウハウ持っているのです。それこそ、業種業態ごとに。
 これでよかったとか、これだったらいけなかったとか。折り込み料、これだったらいくらですとか、ものすごいノウハウを持っているのです。ムチャクチャ助けられました。
 でも、その持っているノウハウをうまく活用なさってなくもったいないです。だから、一度遡って伝わってないかもというときに、この伝えるっていうシンプルな情報を発信して、伝えるという作業は、一番お得意なのは、皆様のような印刷という仕事をなさっている方々です。実例の山を皆さんお持ちなのです。

《お客さまはなであなた、あなたの会社を選ぶのか?》
 さあ、こう考えてみる。お客様は、たくさん似たような会社がある中で、どこで買ってもいい、あるいは買わないという選択肢がありながら、なぜ、あなたのところで買うのか、その商品を買うのか。この理由をお客様に伝えてあげるのです。クライアントを印刷業に置き換えてください。お客様は、たくさん似たような印刷会社がある中で、どこに印刷を発注してもいい、あるいはどこにも発注せずに、自分でウェブから注文したりとか、自分でコピー機掛けて、手作りのチラシを作るという選択肢がありながら、なぜ、皆様に販促物の発注をするのか。この理由をお客様に発信するのですよ。ノウハウをお持ちだから皆様は。そうすると、なるほどね、共感・共鳴してくださって、お客様は依頼してくれるのです。
 こう置き換えてください。安いから買うのではない、高いから選ばれないのではない。理由を教えてあげる。そしてきっかけを作る。販促のすべてはこれです。お客様に、値段以外の選ぶ理由を教えてあげるのが販売促進です。それが伝わってないから、値段勝負になるのです。安売り合戦は絶対おかしいと思います。安売り合戦では誰も幸せになりません。あのノーガードの殴り合いみたいな世界。皆様方のところも、ついつい安売り合戦というのはあると思うし、実際あるし、それ以外でも飲食店とかでもあるでしょ? 値下げ合戦すると、絶対に誰かが泣いているのです。だから、適正な価格で買っていただけるように、価値を伝えるという作業が、私は大切だと信じています。

《顧客離反の3大原因、忘れる・飽きる・卒業する》
 さあ、伝わる販促物。今日、販促物のお話ですから、構造についてもちょっとお話します。ターゲットを明確に絞って、何を伝えるかを明確にして、お客様にどうして欲しいのか。この3つが明確な販促物は、効果が出やすく、効果が出ると言われています。これは販促の世界では常識です。呼びかけるターゲットを絞る。何を伝えるか明確にする。最終的に、反応したお客様にどうして欲しいのか。
 商品には3種類あります。フロントエンド商品、バックエンド、コンセプト、これらのために、その会社が共感のために情報発信をするということを、スタンス、意識してください。お客様ごとに情報はあっていいのです。初めて来たお客様に、サンキューレターも情報だし、ずっと来てくれているお客様に、忘れる・飽きる・卒業するを防止する情報発信。顧客離反の3大原因は、忘れる・飽きる・卒業することだと、これを防止するだけで、顧客の離反は押さえられると言われています。皆様は印刷業として、この情報発信を提案するのです。例えば飲食店で来てくれたお客様に忘れないように、割引券とか渡したりするのも情報発信なのです。そして、どんなふうに渡すかってことまで考えるのです。どんなもん渡すかって。ただ割引券を渡したら、店を出てすぐ捨てられたら嫌でしょ?

《紙媒体の良さを、電源OFFでは消えない》
 いま、人気のあるものに共通していることは価値が分かりやすいことです。お金を支払うだけの価値があるかどうか、本能や感情で判断しています。だから、価値の伝わらないものは選ばれていません。ゆえに、丁寧に正確に伝えてあげることが重要です。皆様の得意技はこれです。丁寧に正確に伝えてあげること。
 印刷はとてもいいです。それは、電源ボタン押しても消えないし、捨てるという作業しないと手元から消えない媒体です。ついつい電子媒体云々とかモバイルとか言っていますけど。もちろん、それはそれで、機能としていいところはあります。けれども、紙媒体っていうのは捨てなければ消えないということは、それだけ、ずっと接触の機会の多い媒体だと思っています。そして印刷というものは、印刷するまでに、とことん練って作れば、ほんとに正確なものが作れる。だから、丁寧に正確に伝えてあげることが得意な媒体は、印刷物だと思います。

《競争原理、利己的価値観、安全安心が稀薄》
 消費行動を考えるとき、共感・共鳴のデザインが重要になってきます。人は、どんどん感情的に行動しています。だから関係性も感情で左右されます。売れないとどうしますか。売れないのは値段が高いからだ、安くしよう。いま、不況になっているのはこのせいです。ダメですよ。売れないのは価値を伝えてないからだと一度考えてみる。価値の使い方を工夫しようと。こう考えたとき、皆様のお仕事は経営者をものすごく助けます。それは価値を伝える媒体を、生み出しているお仕事をなさっているのだから。
 消費者がいま求めているもの、ビジネスの環境は変わり、時代背景も変わりました。情報の多様化・複雑化。総務省の情報では、1995年から2005年で情報は410倍に増えたと言われています。その消費者に降り注いでいく情報量が、410倍になったという白書が出ています。
 でも私たち人間の情報処理能力は、そんなに進化してない。 それはどういうことかというと、多くの情報は伝わらずに捨てられているのです。だったら、たくさん蔓延する情報の中から抜き出してもらうために、ターゲットに呼びかけるのです。競争原理、利己的価値観、安全安心が稀薄です。

《販促は見込み客を集めること、お客さまを選ぶこと》
販促って、私、いろいろ言いましたけど、販促って見込み客を集める作業です。だから情報を発信するのです。プロとして負を解消する情報、興味ある情報を発信します。そして共感・信頼してもらって、直接商品は販売しないゆるやかな関係性を作るのです。そして、なんとなく、ファンにしておいてから買ってもらう。こういうふうにしておくと、最初にお客様の情報を取りやすいでしょ? そうすると、販促とかニューズレター、メールマガジンにエネルギーを集中できて顧客化しやすくなります。そうすると、関係性が深くなって、お客様が応援してくれる状態になるのです。どうせ買うのだったらあそこで買うと言ってもらえるようにしていく。そうすると、関係性のシナリオができあがるのです。私はこれを一生懸命作っている。それは、お客様を選んだほうがいいですよ。誰でも来てくれといったら、絶対クレーマーが出てくるでしょ? クレーマーいらんじゃないですか。お客様を選んで、皆さんのことが好き、あなたのことを好きになってくれそうなお客様が、反応するような販促するべきです、絶対に。
 誰に、何を伝え、どうして欲しいのか。これが重要だと、言いましたけど、実は私が一番重要視しているのはこれです。誰がその販促を発信しているのかということです。社長だったら、社長はどんな思いを持っているの? 新入社員だったら新入社員はどんな思い持っているの? ということが伝われば、関係性のシナリオが組みやすくなります。個人が見える販促物作りを、皆さん、お手伝いしてあげてください。
 忘れないで欲しいです。自分の個性が出ているか、仕事以外のエピソードがあるか。あなたの大切な人に伝えるつもりで愛情を持って、お仕事をしてください。

《自分が幸せにならないと、周りを幸せにできない》
 今日は、実例を見せてテクニックの話もいっぱいしました。でも、テクニックだけでは成功しません。あなたは何のために仕事しているのか。一度考えてください。何のために仕事しているのだろ。仕事をするのは絶対自分のためです。自分の大切な子どものためです。自分の大切な親のためです。自分の大切なパートナーのためです。まず自分が、圧倒的に幸せにならないと、他人を幸せにできません。
 自分のミッションって何だろう。あなたは何をするために生まれてきたのか。もし天命というものがあるとしたら。師匠の藤村さんも言います。生まれてきた意味とか天命って、答えが出なくてもいいのです。一度考えてみたらいいと思う。私も考えたことがあります。答えなんか出ません。けど、たまにこういうことを考えると、自分を含めてすべてを見下ろすような、ある種冷静な視点が手に入ります。ぜひ皆さんもしてください。なぜならば、皆さんには敵がいます。それはクレーマーという敵。いるでしょ? じゃあ、クレーマーに皆さん出会ったらどうします? ちゃんと対応するでしょ? ちゃんと対応したらどうなります? 心が傷つくのです。言葉って暴力だから。
 私はこうやって各地で講演したり、お客様のところで提案したりする仕事を、幸せにも全国でさせてもらっています。 今日も皆さんたくさん集まられた夢メッセ開催本当におめでとうございます。夢と言えば私にもあります。大正生まれの親父がもう85歳です。皆様の世代でもあるかも知れませんし、親の世代かもしれません。やっぱり日本という国は、戦争に負けて焼け野原になった。その、日本という国を、私たちの親や先輩の世代が立ち直らせた。いくら不況、不況言っても、やっぱり他の国に比べて豊かな日本です。夜も出歩けるし、こんな豊かな日本にしてくれたこの日本を、私たちはちゃんと、いまを生きる世代として、自分たちの子どもの世代に、豊かなままバトンタッチをしなければならない、そのお手伝いをしたいなと思っています。夢を持っています。共有したいなと思っています。ぜひ一緒に。
 最後になりましたが、私は本当に感謝しています。だって、独立してまだ半年です。なのに、こんな大きな会場でお話させていただいて本当に感謝しています。冒頭に言いました。伝わらないものは存在しないって。ちゃんと、私は感謝していることを伝えないと、私の感謝の気持ちも、存在しないと同じになるので、それが嫌なのでめんどうくさいでしょうが聞いてください。感謝しています。
 長い時間、ご静聴ありがとうございました。
 最後に、私がすごく大事にしている言葉で締めくくります。「皆さんと、あなたと、あなたの大切な人に、山もりいいことありますように、心から祈っています」。
 ライズマーケティングオフィス田中でした。ありがとうございました。

注:実例をあげ、たくさんのコピーチラシ等を持ってお話
  されましたが、紙面の都合で省略しました。

基調講演 水上会長

「実践! 今日から始まる業態変革」
               全印工連会長  水上 光啓 氏
 どうも皆さん、おはようございます。
今日は、経営者の方が2割、社員の方が6割、そして、業界関連の方が2割とお伺いしております。いろんな方がおられますが、自分の立場で聞いてもらえればと思います。
《業態変革、もうやるしかない》
 まず、いまの印刷市場というのは、破壊と創造が同時に進んでいるのかな。じゃ、破壊と創造が同時に進むっていうことは、非常に厳しく言うならば、皆さん、いまは大きな選択に我々は迫られていると思います。これだけ社会が変わった中で、私たち全印工連では、業態変革を言い続けて参りました。今日の夢メッセのテーマも「変革の道、自社の道 決心すれば見えてくる」。このとおりです。もう、やるかやらないしかないという時だと思います。考えてもダメなのです。やらなきゃダメなのです。社会が変わっています。実行者は、はっきり言って皆さんだと申し上げておきます。
 先日あった実際の話をします。いまから20年くらい前に、ストリップフィルムを、鰍ォもとという会社が作っていました。ちなみに、1992年にはフィルムだけで100億円売り上げていたそうです。それが、先日社長に会ったら、3千万円ですって。これだけ変化している。私たちの業態変革どこじゃない。しかし、鰍ォもとさんは売り上げを落としてない。これが素晴らしいところです。何したかというと、まさに業態変革をして、そのフィルムの技術をいろいろなものに応用したのですね。携帯電話や液晶テレビのバックライトに使用しており、現在は、当時と同じ売り上げを維持しています。しかし、「水上さん、10年後はこれまったく無くなると思うよ。だから、10年後に向かって真剣に業態変革しているんだ」私たちの仲間ですけど、正直言って、聞いているとゾクゾクしました。これに皆さん、ゾクゾクしなきゃいけませんよ。人ごとじゃないのですね。私たちのことなのです。そのぐらい想像を超えて、私たちの社会は変化をしていると思います。
《印刷ビジネスの10年後を描くのに必要なものは》
 2020年に向かってどういう要素が印刷に変化を与えていくだろうか。環境という問題、避けて通れません。昨年政府が温室効果ガス削減目標で、1990年度比、25%削減すると。これを09年度比で見ると、40%〜50%減になります。これは、大きく印刷に影響を受けると思います。印刷産業は、つい最近まで、環境に優しい産業だと信じていました。しかし、一番元になる紙、これは材料が木材ですから、製紙工場を想像すると、あのモクモクした煙、臭い。製造工程で多くのCO2使っています。さらに搬送工程でもCO2を使う。10年後に残る会社の大きな要素としては、自分の会社の環境問題、コンプライアンスを守らなければいけない。もう、印刷会社がCSRという、企業の社会的責任を守る時代が来ました。
 いま、言うまでもなく、社会は大きなデフレのスパイラルの中にあり、私たちはその中において、継続的なコストダウンを進めていかなくてはいけません。工場だけのコストダウンではもう足りません。これからもし、印刷会社が勝ちパターンになるとすると、工場以外の部分です。ホワイトカラーの生産性で、きちっと差別化ができる会社が、私は勝ちパターンになると思います。
また、どんなに厳しくても教育。もう機械の差別化は、ほとんどできない。だったら一つ、教育しかありません。全印工連としても、いろんな教育を出来る限りお手伝いします。教育をやっている会社とやらない会社の差はますます大きくなっていくと思います。
 そして印刷ビジネスのこれからの10年を考えるときに、一番お客様との接点が大きいのが営業マンです。だから、営業マンとお客様との接点を考えればいい。そうすると、お客様が営業マンをどう思っているか考えて見れば、一つの方向性が見えるような気がします。
 会社が変わるということは、実際に人は行動が変わる。人の行動が変わるということは、小さなチャレンジを積み重ねていくことだと思います。まさに、目指そう、深めよう、業態変革実践企業へ。ぜひ、実践していただきたいと思います。
《努力している会社と、現状維持の会社の二極化が》 
 私が、業態変革を言い続けてきてから、本気に取り組んで努力をしている会社と、現状維持でいいという会社が、いま二極化しているように見えます。業態変革をしないで現状維持をしている会社はいったいどういう会社か、逆から考えてみると。まず、@戦術だけで戦略がない。これは楽ですよね。明日の仕事のことだけ考えて、でも、それで毎日繋いでいけるのだろうか。Aとてつもなく横並び意識が大きい。隣のうちが気になる。いいじゃないですか、隣のうちは。自分ちが良ければとは言わないけど、この意識が、大きな限界を作っているような気がします。Bソフト化、サービス化。これは、30年言われてきて変わりません。この3つが、 業態変革をしない会社だと思います。
社会が変わっているのに、自分だけ変わらないで、自分の営業で済まそう。それはできないです。やはりきちっと新しい対応をしなければいけません。
《新しい企業風土・文化を創る三つの戦略》
 激変する社会の中で、新企業風土・文化を創るには何があるだろう。私は3つのキーがあり、それを実行すればいいと思います。1つはマーケティング感覚を持った営業戦略。それはただ一言、顧客第一主義です。これだけのことです。まず、お客様の問題解決。それから、印刷は手間が掛かります。その手間の解消。それをお客さんと一緒に繰り返し考えて、そして提案して、そして実践・実行して、成果をきちっと保証することをやること。これが顧客第一主義です。
 そして2番目は、採算性を踏まえてお客さまが求めるスピードと低価格を実現する生産戦略。今、社会が求めるものは、スピードと低コストです。ですから、生産戦略も社会の求めに応じてスピードと低コストに対応できるようなシステムを作ることです。それから、設備投資するときには、採算計算とバランスをほんとに真剣に考えていただきたい。もはや、社運を考えて設備投資なんていうのはありえない。そんな愚かなことをやってはいけないと、はっきりと申し上げておきます。
 そして、3つ目は内部情報資産と外部情報資産を社内で共有して営業の武器にする情報戦略。内部情報資産というのは、会社の内部の情報です。営業の得意先情報であるとか、工場の生産の技術の情報であるとか、社内にある情報。そして同じ会社の中にも、もうひとつ、外部情報資産というのがあります。これは、あらためていまは必要ないけれど、お客様の先のエンドユーザーの情報であるとか、業界情報であるとか、関連産業情報であるとか、いずれは必要となる情報であります。ぜひ共有化していただいて、まさに情報資産を武器として活用できる会社が勝つのだと思います。
《ワンストップサービスの価値は》
 印刷業は3つの顔があると思います。製造業であり、サービス業であり、情報産業である。ただ、社会から求められる印刷産業は変わってきて、ワンストップサービスという言葉に代表されるように、サービス業としての印刷も多く求められています。さらに、クロスメディアという言葉がでてきて、情報産業として求められるものも、大きくなってきています。
 自分の会社の印刷の回りを、一歩ずつ輪を広げて、お客様の手間を省きませんか。これがワンストップサービスの基本です。お客様は困っているのですよ。悩んでいるのですよ。手間を食っているのです。ぜひそれをやっていただきたい。
しかし、ワンストップサービスをやると収益が落ちるって思い込んでいますよね。私はそうじゃないって言っておきます。本来、お客様に掛かるべき費用を、私たちがサービスとして代行するのです。そのサービスは有料ですから、きちっと掛かった費用はいただくというのが、ワンストップサービスの基本だと思っております。
いったい経営って何だろう。これは繰り返しますが、経営者だけでなく、社員の皆さんも企業って何なんだろう、会社って何なんだろうと、考えていただければいいと思います。経営、会社っていうのは、お客様のことをお客様の立場になって考える。まさに顧客第一主義。これがマーケティングだと思います。
 そして、経営は何をやるのか、何をやらないのかを決めることも、重要なことだと思います。簡単です。徹底してお客様のことを知ればいい。これはやろう、これはやめようと。中途半端はだめです。徹底して知れば、おのずから結果は出てくるはずですし、あと、それを繰り返し繰り返しやって欲しいと思っております。
《会社・皆さんはQPSで選ばれる》
 いまお客様が会社を皆さんを、選ぶ要素は3つあります。それは、自分が買い手になった立場で考えたとき、QPSという言葉で選ぶと思います。この3つの単語は、Q、クオリティ、言うまでもなく品質。P、プライス。S、サービス。この組み合わせでお客さんは買っているんです。特にS、サービス、これは、ほんとに勘違いしている人が多い。サービスは、やっている、やっていないじゃないのです。どこまでやっているのか、深みの問題なのです。さらに、サービスを一歩深めるとホスピタリティ。相手の気持ちになってホスピタリティを考え、同じ仕事をするなら、気持ちよくできる人と仕事したほうがいいでしょう。これはお客さまだけじゃなくて、会社の中でも、社長と経営者、社員と社員の間でも、私はホスピタリティって必要だと思います。笑顔で「ご苦労さん」こんな一言声を掛けることで、会社というのは、私はいくらでも変わっていくような気がします。
《素直な気持ちでお客様と》
 我々、中小企業だから大企業に勝てない。そう思っている人もけっこう多いですよね。本当に大企業が勝つのだろうか。私はそうは思わない。皆さんがものを買うとき、大きいから買う? 小さいから買う? 相手先。じゃあないでしょ? 客観的な事実で絶対買ってないはずだ。自分の好みで買っているのですね。
 実は主観的に、ここの会社、これがいいからこのものを買う。あれがいいから、あそこのものを買う。そういうふうな主観的な事実で買っているのですよ。印刷会社も同様だと思います。じゃあ、どうやったらお客様の心を捕まえられるか。
それには、お客様の心を理解する。私たちが素直な視点でものを見なければ、相手のことが見えません。お客様のことも見えませんよ。お客様のこと疑っていたらダメでしょ。もっと素直な気持ちがすごく重要だと思う。
 松下幸之助が、「人が成功するためにひとつだけ必要な資質がある。それは素直さだ」と言っています。素直な気持ちというのは、ありがとう、感謝の気持ちですよね。
《印刷物製造企業からコンテンツ製作企業へ》
 さあ、10年後。ほんとにどうなるか。来年、自分の会社がどうなるかわからないけど、ひとつ言えることは、お客様から、ずっとずっとこれからもソリューション提案ができる、あるいは、マーケティングのわかる社員が必要とされるだろう。印刷がきれいにできます。早くできます。安くできますではもはや問題になりません。お客様が、助けて欲しいと願っていることを見抜いて、それに対して、最適な方法で提案できる会社が生き残って行くのだと思います。
 ぜひ、若い人たち、印刷会社は、印刷は大切ですが、ただ単に印刷をするという印刷物製造企業から、各種のメディアに対して対応ができるコンテンツ製作企業へ。そして、ワンストップサービス企業へ変わっていこうじゃありませんか。
 変厳しい時代です。だからこそ皆さん、一緒に頑張って、新しいチャレンジをしたいと思います。

実行委員長あいさつ

“「もう、決心しょう」 
そして1ミリ、2ミリでも1センチでも前へ!”
             実行委員長  喜瀬 清
 皆さんおはようございます。お陰さまで第6回目を今日無事に迎えることができました。関係者の皆さまのご協力とご支援で本当に盛大にできることに感謝しております。
昨年は、一昨年のリーマンショックで本当にどうなるかな、箱が埋まるのかなという心配をしました。今年は円高で景気がより悪くなり、おまけに電子書籍元年という言葉が歩き出しまして、紙の方は無くなるのではないかという噂も出、一体我々業界はどの方向に向って行けばいいのか、どうなるのか、という不安な気持ちもよぎっています。
 9月の終りに発表された工業統計も前年比マイナス9.1%で下がり、利益率・付加価値額も10%ぐらい減りました。経営環境はどんどん〜悪くなって、もうかれこれ8年以上業態変革〜と叫んで一体どうなるだろう、という気持も心の中にあります。
しかし、ここからトーンが少し変わりますけど、この夢メッセ6回目はいろんな不安な要素もありましたが、実は前年比115%の参加者があります。景気はどんどん何もかも下がっていますが夢メッセに参加する人は増えてきているというのは、もうえーかげんボチボチ本当に自分の夢、できそうな夢、転がってないか、というやる気になってくれたのではないかという気持ちでいっぱいです。延べ人数約2700名が来られる予定になっています。更に当日券もありますから3000名になるかも分かりませんけど、そういう状況下で皆さんが参加されていただいたのは、プログラムの中味も随分センセーショナルな時を得た中味になっております。ぜひこれを読んで、行き先を決めよう。そして、大きなタイトルにもあるように「変革の道−自社の道 決心すれば見えてくる」。もう決心しましょう。決心しょうと思って大勢の皆さんが参加してくれていることと思っております。ベンダーさんもメーカーさんもそれにお応えできるような自信を持って今日は臨んでいただけているはずでございます。それを皆さんと一緒にしっかり熱っぽく語って、そして、夜、最後に座学がございますから、講師を独り占めにせずに、皆さん平等に公平にいろんな先生と杯を交わしながら自分の思いを伝えて、お応えいただく、これがこの夢メッセの大きな仕組みでございますから、もう1回夢メッセとは何か、初心に戻りながら、今日、明日、頑張っていただきたい。私も頑張りますので皆さん方も、背中をシャンとして勉強して終わったらもう何ミリでもいいです。1ミリでも2ミリでも1センチでもいいですから前へ、決めて前へ行きたいもんだと思っています。
 それから今年は、すぐ隣に「印刷技術文化のあゆみ」コーナーを設け、関連企業さまのご協力により、印刷の歴史を支えてきた貴重な各種資料を展示していただきました。是非、ゆっくりとご覧になっていただきたいと思います。
 今日は朝早くからお越しいただきましてありがとうございます。前の方には、業界紙の方々がずらっと並んでおられ、その後ろには後方が見えないぐらいに大勢の方で埋まっております。本当にありがたいことです。オープニングは華やかにできました、終わる時もやっぱり気持ち良く明るい笑顔で締めくくりたいと思います。
 どうぞ、よろしくお願いいたします。今日はありがとうございました。

2010印刷産業夢メッセ開催

今年で6回目となる、「2010印刷産業夢メッセ」が10月22日(金)・23日(土)の2日間、延べ約2800名の参加者を迎え、KKRホテル広島で開催された。
初日、午前9時からオープニングセレモニーが、来賓・実行委員会役員他多数が出席し、佐々木孝朗広報部長の司会で行われた。
はじめに喜瀬清実行委員長のあいさつ、続いて来賓の全印工連水上光啓会長、セミナー参加企業代表潟<fィアテクノロジージャパン雨森章代表取締役社長の祝辞があった。
引き続き、磯村和孝富士フイルムグラフィックシステムズ且キ行役員西日本事業本部長、安井英規岡山県工組理事長、藤田良郎山口県工組理事長、岸本均也副実行委員長、宇都宮五郎県工組相談役が加わりテープカットが行われ、「2010印刷産業夢メッセ」が幕を開けた。
午前10時から基調講演。水上光啓氏の「実践!今日から始まる業態変革」に300名の聴講者が参加、熱い語りを聴講した。
昼食時間を利用して、全印工連主催の「特別ライセンスプログラム」のセミナー(アドビシステム)を、弁当を食べながら約170名が受講した。
午後からソリーションセミナーが4つの会場で12テーマが行なわれた。セミナー終了後一堂に会して座学が行われ、講師と旨い酒を交わしながらの意見交換で歓談した。
2日目は、田中みのる氏(ライズマーケティングオフィス代表)の基調講演「販促物の役割とコピーライティングの重要性」〜不況でも売れるシナリオつくりとは〜に263名が聴講。
午後からは、前日と同じく3つの会場でのソリューションセミナーに加え、印刷のプロとしての業界を理解いただく一環として、一般・学生向けに、「印刷はこんなに魅力的」、「文字は語る」及び「メディア・ユニバーサルデザイン」のセミナーなどが行なわれた。
引続き、初日と同じく約166名の参加で座学は大盛況であった。
なお、会場は今年新しく関連企業(鰍「わはし、富士フイルムグラフィックスシステムズ梶A潟<fィアテクノロジージャパン、潟c潟Tワ、県工組)さまのご協力により、印刷の歴史を支えてきた各種資料や、広島地域では初めての3D写真の実演などを展示した「印刷技術文化のあゆみ」コーナーを設置し、昼食・休憩時間などには大勢の人達でにぎわったり、学生さん達も興味津々で眺めたりで大好評だった。
皆さまのお陰で全日程が大盛況で幕を閉じた。

2010印刷産業夢メッセあいさつ

現在と未来と夢を語り合う情報交流の場
  2010印刷産業夢メッセ
  10月22日(金)・23日(土)開催
 
 印刷産業夢メッセコンセプト
   変革の道−自社の道  決心すれば見えてくる                                           実行委員長  喜 瀬  清

 日本経済は大きな転換局面を迎え厳しい経済情勢であります。印刷業界は永年紙を媒体として日本経済の成長とともに発展してきました。しかし、昨今ではメディアの多様化、デジタル化、ネット社会の本格的到来、厳しい経済環境とも相まって印刷需要等は低迷しており、従来の延長線で進める経営では乗り切ることが大変難しくなって来ています。さらに、本年は電子書籍元年と言われ電子書籍化の話題がマスコミで大きく取り上げられ、書籍において紙媒体が電子媒体にとって代わられるのではとも言われ、その方向性に注目が集まっているところでもあります。
 このように社会環境が激変する中、私たちは、自らの意志で業態を変革させる業態変革に取り組み、印刷物の製作・加工の「製造業」から、印刷付帯サービスという「サービス業」としての業態を付加した新たな事業領域として、クロスメディア展開を提案する「メディア・プロフェッショナル」、そして、顧客サポートのお世話役としての課題解決策の提案・提供する「ソリューション・プロバイダー」をめざし取り組んでいるところです。
 2010印刷産業夢メッセでは、電子書籍化の問題も含め多様化する顧客の要望に応えつつ、収益向上が図れるソリューション提案が多く示されています。この中で事業領域の拡大、印刷の高付加価値化や媒体価値向上に繋がるノウハウ、環境に配慮した素材、印刷に軸脚を置きながら、その周辺業態への活路開拓事例、ipadなど多機能表示端末へ向けてのコンテンツ制作・転換ツールなど、最新技術情報・先行展開事例情報等を紹介する形で、クロスメディア展開、ワンストップサービス実践に繋がるセミナーが、メーカー・ベンダー様によって提供いただける予定です。もちろん電子書籍関連テーマを含んだセミナーもあります。
 印刷メディアは五感を形にできる唯一のメディアです。今回もこの新たな価値体系「感性価値創造産業」をめざし業界若手経営者が、活字、印刷での匠の技が持つ心に感動・共鳴いただける潤い豊かな情報伝達力と、その魅力を一般・学生の皆様にも聴講いただくべくセミナー @「印刷はこんなに魅力的」 A「文字は語る」 B「メデイア・ユニバーサルデザインの展開」を企画しました。ご期待ください。
 おわりに、今年も夢メッセは、「基調講演」「セミナー」、講師と食事を共に会話をしながら学ぶ「座学」(食事付)の三点セットで構成しております。
 どうか、ご参加いただき組合員各位の将来に向けての進路決定にお役に立てていただきたいと思います。
 多くの皆さまのご参加を心からお待ち申し上げます。

2010印刷産業夢メッセ三本柱
 基調講演
 社会の環境変化に対応するため、今後自らがどう考え動くべきかを大きな視点で捉え、 2人の講師に熱く語っていただきます。両日それぞれ、午前10時から80分の講演で す。

 ソリューションセミナー
 各分野におけるソリューションを中心としたセミナーです。
 1時限は90分(インターバルは15分)です。24のセミナーをご用意しております。 事前申し込みにより、受講したいセミナーを選択していただけます。

 座 学
 当日の全てのソリューションセミナー終了後、講師の方々を囲みながら語り合える場を 用意しました。受講した講師の先生と膝を交え、酒を酌み交わしながら、セミナーのテ ーマや内容について深く質問したり議論したりする中で、夢の実現とその方向性をさら に強く実感いただけることと思います。

2010印刷産業夢メッセ「基調講演」

《 基 調 講 演 》

10月22日(金)  10:00〜11:20    孔雀の間
水上 光啓 氏   全日本印刷工業組合連合会 会長
   「実践 ! 今日から始まる業態変革」

1951年 東京都出身
1974年 早稲田大学政治経済学部出身
1988年 水上印刷株式会社代表取締役
2006年 東京都印刷工業組合副理事長
2008年 全国印刷工業組合連合会会長(東京都印刷工業組合理事長)
2009年 日刊工業新聞社「第27回最優秀経営者賞」を受賞

1997以降、印刷産業の出荷額は減少しています。そんな中で委縮する経営者と逆に挑戦意欲を燃やす経営者との違いが際立ってきています。混沌とした経営環境だからこそ、思い込みでもよいから指針を示し、社員を引っ張り続ける牽引車の役割が経営者に求められます。
イノベーターとは、研究者・開発者のことではなく、変革を指揮する経営者であり企業家のことです。今こそ、経営者には新しいビジネスモデルの構築に向けて変革者としての資質が問われているのです。
水上会長は、昨年、秀でた先見性と指導力、そして卓越した功績を残した経営者に贈られる日刊工業新聞社の最優秀経営者賞を受賞しました。グランプリに輝いた水上会長の熱い想いを受け止め、業態変革の理念から実践へと踏み出す勇気を持ち、決断されることを期待します。

10月23日(土)  10:00〜11:20    孔雀の間
田中 みのる 氏   ライズ マーケティングオフィス代表
   「販促物の役割とコピーライティングの重要性」
    〜 不況でも売れるシナリオつくりとは 〜

1970年 大阪府生まれ
1989年 旧郵政省近畿郵政局管内 大阪中央郵便局 入局
    郵政事業庁、日本郵政公社、そして民営化と組織の大幅な変革の中、霞が関本社に籍を移し法人営業と社員教育を担当する。
    営業も教育も関係性を意識した仕組み作りが大切と感じ、「マーケティング」の世界に興味を持つ。
    そのころコンサルタント藤村正宏氏に出合い、師事。「エクスペリエンス・マーケティング・エバンジェリスト」の承認を受ける。
2010年 郵政事業椛゙職
    マーケティグコンサルタントとして独立。日々進化する販促手法を実体験から学び、日本全国でセミナー講演を行っている。DM、チラシ、POPや看板、Webなど販促物全般について、「関係性のシナリオ作り」を基本に売れる仕組みづくりを日々研究している。
    現  在 ライズ マーケティングオフィス代表 

いくら商品がすばらしくても、いくらサービスが行き届いていても、そのすばらしいという「価値」を伝えなければ、お客様にとって、その商品やサービスが 「存在しない」のと同じことになってしまう。つまり、よく分からないから選べないってことです。とっても怖いですよね。売上げを上げるために、チラシやDM、webなどを活用して販売促進の手立てを考える。その時、気をつけなければいけないポイントは 「分かりやすい」かどうか?ということです。分かりやすくするだけで、「なるほどね〜」といって選んでもらえる場合がある。この「なるほどね〜」がとっても大切です。これからはお客様との「関係性」が販売促進に欠かせないものになっていきます。
お客様に「共感・共鳴」して購入につながる。そんなシナリオ作りが「売れる販促物」には必要なのです。簡単なチェックポイントとしては、その販促物で、「誰に」「何を伝えて」「どのように行動して欲しいのか」 この3点が分かりやすく盛り込まれているかがポイントです。販促物を見た人が、「この商品は私が探していたものだ!」と感じていただけたらカンペキです。そんな販促物を作るヒントを今回「実例」をもとにお伝えしたいと思います。

2010印刷産業夢メッセ開催要領

2010印刷産業夢メッセ開催要領

T.開催概要
@ 名 称:2010印刷産業夢メッセ
A テーマ:変革の道−自社の道 決心すれば見えてくる
B 会 期:2010年10月22日(金)、23日(土)10:00〜
C 開会時間:10月22日(金)9:00オープニングセレモニー
D 会 場:KKRホテル広島
    〒730-0004 広島市中区東白島19−65
     .082-221-3736  Fax.082-223-1055
E 主 催:広島県印刷工業組合・中国印刷機材協議会
F 主 管:2010印刷産業夢メッセ実行委員会
G 協 賛:広島県洋紙商連合会
     広島県製本工業組合
     中国グラフィックコミュニケーションズ工業組合
     日本グラフィックサービス工業会広島県支部
     中国地区印刷協議会(鳥取・島根・岡山・山口・広島各県印刷工業組合)
H 内 容:◎基調講演・ソリューションセミナー・座学(有料)
      ◎「感性価値創造産業」主催者セミナー
I 来場目標:1,700名
J 来場対象:一般印刷、グラフィックサービス、シール、グラビア、スクリーン印刷、
       プリプレス、製本、紙加工、など印刷関連会社の経営者、管理者および
       一般社員ならびに印刷に興味を持つ社会人及び学生
K 入場料:基調講演・ソリューションセミナー・座学(有料) 
      1日通券6,000円
L 事務局:2010印刷産業夢メッセ実行委員会(広島県印刷工業組合内)
     〒730-0805 広島市中区十日市町1−6−27
      .082-293-0906  Fax.082-293-10954
      E-Mail h.inkumi@estate.ocn.ne.jp

2.ソリューションセミナー出展申込について
※ 所定の出展申込書に記入のうえ、前記事務局へお申込みください。

@ 締切り:2010年6月30日(水)
A エントリー料金:ソリューションセミナー1時限(90分) 15万円

3.「2010印刷産業夢メッセ」パンフレット(A4)協賛広告申込について
※ 所定の出展申込書に記入のうえ、前記事務局へお申込みください。
@ 締切り:2010年6月30日(水)
A 広告料: 5万円(A5モノクロ)、 同カラー10万円
      10万円(A4モノクロ)、 同カラー20万円

4.出展説明会について   

@ 出展説明会は8月上旬広島地区で開催いたします。
A 会場・日時についてはおって出展各社にご連絡いたします。

5.2010印刷産業夢メッセ参加申込みについて

@ 受講料は有料で、お一人様(一口)6,000円/一日券です。
A 受講券は両日とも、基調講演・ソリューションセミナー(3時限)座学のセットと
  なります。
B これらの内容およびスケジュールはパンフレットをご参照ください。
C この座学は参加申込書による事前の申込制となっています。

6.ソリューションセミナー出展料・協賛広告料の等の振込先について

@ 2010印刷産業夢メッセ参加申込と同時に下記の振込先へ受講料・昼食(弁当)代
  をお振込みください。  入金確認後、参加チケットを送付いたします。
A ソリューションセミナーの出展料および広告料については、請求書により7月30
  日(金)までに下記にお振込みください。

    振込先:広島銀行 本川支店 普通預金 bR291861
        印刷産業夢メッセ実行委員会 代表者 喜瀬 清

【夢メッセ基調演題】  「モノを売るな!体験を売れ!!」〜『刷り物を売っているんじゃない!ノウハウを売っているんだ』〜」

          フリーパレット集客施設研究所代表
藤村 正宏 氏

 私は、昭和33年北海道生まれ、現在はマーケティングのコンサルタントをしており、売り上げを上げるには、いったいどうしたらいいかということを、日々企業に提供する仕事をしています。6年前、エクスペリエンスマーケティング実践塾というのを始めました。塾とは1ヶ月半から2ヶ月ぐらいで、塾生の会社事業を、徹底的に売れる仕組みを作ったり、販促物をチェックしたり、会社のビジネスモデルをもう一回見直したりしています。その卒業生が今まで400社位あります。あと本を書いたり、講演もしています。
【お客さまから選ばれる会社になろう】 
 今、不景気だから物が売れないとか、失業率が過去最高とか、言われていますけど、本当にそうですかね。何故か、売れているものはいっぱいあるのに。印刷会社の人が私の塾に10社ぐらい今まできています。先日も報告がありましたが、過去最高売り上げでしたとか、あるいは、今期はすごく売れておかげさまで1回多くボーナスを出せることができましたとか、ついこないだですよ。印刷会社だけでなく、他のいろんな商店や、自動車販売の会社などです。そこも同じように言ってきます。私の周りの会社は7割ぐらいは絶好調です。何故ですかね。景気が悪く失業率が過去最悪と、マスコミでは毎日のように言っていますが、そうじゃないと思います。今、世の中で、経済で何が起こっていているかというと、不景気ではないのです。選ばれるお店、商品、会社と、選ばれないお店、商品、会社が明確になっているだけです。だから、皆さんは選ばれればいいわけです。皆、選ばれるための方法がわからないのです。それが、マーケティングです。しかし、今までのは、もうまったく役に立たなくなってきている。もっともっと実践的なマーケティング。ほんとにすぐ会社の業績に繋がるようなマーケティングを、これからやっていかなきゃいけないわけです。
【「モノを売るな!体験を売れ!!」「印刷物はノウハウを売ってるんだ」】 
 私の考えているマーケティングは、モノじゃなくて体験を売れっていう、エクスペリエンスマーケティングで、これに気付いた企業、私の周りでそれを勉強している会社は、業績がけっこういいわけです。選ばれる方法を知っているから。ということで、そのエクスペリエンスマーケティングの基本の話をします。
 印刷会社は印刷物をモノとして売っているわけではありません。例えば、お客さんの会社案内を刷って、ただ届けるだけだったら、それはあんまり意味がない、モノだと価格競争になるから。すべての業界に言えますけど、これからは、すべて、モノじゃなくて、体験を売る視点にならないと売れない。何故かと言うと、もう世の中にモノはいらないからです。だって余っているでしょ。皆さんの会社、ご家庭に電気冷蔵庫ないおうちあります。ないでしょ。日本中すみずみまで行き渡っています。モノを売ろうとしても、簡単な話、お客さんは欲しくない。だから、こういうふうに考えちゃだめだってこと。モノじゃなく、その商品・サービスを提供されたお客さまがどういう体験を得ることができるのかなと考える。その視点がすごく重要だということです。違う言葉でいうと、何でもいいんです、体験じゃなくてもいい、モノじゃなくて事でもいい。満足だけじゃなくて感動とか、スペックじゃなくて意味とかですね、こっち側を売らなきゃ、もうだめだってことです。
 実は40歳になるまでマーケティングじゃない仕事をしていました。それは、レストランやショップを作ったり、また、大きな日帰り温泉旅行や、あと、岐阜県にアクア・トト岐阜って水族館がありますが、そこを、全部プロデュースしたりしてました。なんで、マーケティングの仕事やるようになったかというと、すごくショックな事件があり、だからマーケティングは大切だな、勉強しようという気になりました。
【横浜のショッピングセンター、レストランの看板見直し】 
 この写真は、1階にある看板で6店舗競合しているレストランを紹介している1枚。立地、料理・料金は最高(4階と5階の全フロアー)。レストランを商品と考えたら抜群の商品。そして、1ヶ月の売り上げ目標が4000万円。自信満々でオープンしましたが、ひと月目、1000万円もショート。何故、どんなにいいレストランを作っても、それだけじゃだめだなってことに気が付いた。言い変えると、どんないい商品を作っても、あるいはどんな素晴らしい会社でもそれだけじゃだめかも知れないということです。2ヵ月目、3ヵ月目も1000万円ショート。夜の集客が悪かった。読みが甘かった。実は、外食する人はもうこのお店、と決めているって思い込んでいた。ところが、ほとんどの人が決めてない。そうだったのかと。それで目からウロコだった。
 結果、レストランの商品って料理だけ。違うでしょ、料理は重要な商品の一部だけど、そこで提供されるサービスやそこの空間だって、もしかしたら、一緒に行った人と楽しい時間を過ごす時間でさえ商品なのです。にもかかわらず、料理しか出してないのです。なるほど、私はお客さんに、価値を半分しか届けてなかったのか。そりゃ半分しか来ないなってことです。そこで、「4階と5階の○○です。夜景無料プレゼント」、「夜景はいつも無料ですよね。でも見てください。この素敵な夜景。多分このショッピングモールのレストランの中で、最高の夜景です。おまけにすべての席、夜景が見えるようになっています。どうせディナーを楽しむなら、雰囲気のいいところで過ごしたいですよね。もちろん料理には自信あります。」というのを上に貼って、下にどういう料理がいくらかというのを書きました。夜景を売りにしようと思って。
 これを貼って、4ヶ月目の売り上げが4000万円以上クリア。その後、3年半、ずっと4000万円以上クリア。1年間で、無かった売り上げが1億2000万円増えた。このコストは2000円。お金を掛けなくても売り上げは上がるんだ。そうか、視点を変えたからなんだと思って。何で売れたか、何でこんなにお客さんきたのか、検証をしてみた。そしたら、広告に料理を出さなかったからです。お客さんは料理なんておいしければいい。そうじゃなくて、どんな時間を過ごせるかとか、どんな体験ができるかとか、どんな環境なのかとか、そういうほうが重要なんじゃないかって私の中で仮説を立てたわけです。じゃあ、その仮説を証明するためには、同じようなことを、たくさんやってみればいいわけです。それから、実験を毎日のようにやりました。5年間の実験を全部検証して、体系化しました。どういう会社でも応用できるように法則みたいにし、そしてまとめて『モノを売るな!体験を売れ!』って本を書いたんです。2001年の8月。それから今まで18冊本を書いていますけども、おかげさまで、よく売れています。自慢じゃないですよ。世の中、そういうことをしたほうがいいって、だいぶ気が付いてきているんだと思う。私の本が売れるってことは。
 でも、私の話なんか、まだまだ95%ぐらいの企業は、全く知らないです。皆さんも知らなかったでしょ。だから、みんな知らないだけです。勉強すればいいんですよ。価値の届け方、あるいは選ばれる方法。ぜひ、皆さんも選ばれて欲しいなと思います。
 簡単です。モノじゃなく体験を売る視点になるだけだから。視点って何かというと物事の見方と考え方を、ちょっと変えるだけなので、誰でも簡単にできるし、おまけに時間もかからない。明日からでもすぐできる。もっといいのは、視点を変えるのはコストがゼロです。でも、変えると変えないではその後の結果が大きく数字で違ってきます。1日早く視点を変えられたら、1日早く繁盛します。
【今安売りが異常。安売りすると、もう、抜けられない】
 恐ろしいことに、安売りのスパイラルに入っていくと、もう、絶対高く売れなくなる。でも、高くても売れているジーンズいっぱいあります。私のジーンズ2万4000 円ですから、ちょっと高い。でも、平気で買いますよ。私の塾生たち、みんな高いジーンズ買います。高くたって売れます。モノとして売っているから安くしなきゃいけないということですね。でも、誰も幸せにならないですよ。安売りは、悪ですよ。今世の中おかしくなってきているのは、安売りのせいです。安売りしたら利益がでないし、会社も人件費を削減するんです。給料はどんどん下がって、お金を使わなくなって、経済がどんどん冷え込んで、これを繰り返して、最悪の状況になっていくんです。だから、安売りなんかしちゃいかんのですよ。
【お客さまに価値を伝えて!】
 皆さんが、どんなすばらしい商品売っていても、どんなにすばらしいサービスを提供していても、どんなにすばらしい会社やお店でも、その価値を、お客さまに伝えなければ、皆さんの商品、サービス、会社、お店、存在しないのと一緒なんです。これ、みんな伝えているよって思っているでしょ。でも、95%ぐらいの会社は、まったく伝えてないです。ほんとに信じられないぐらい。大きな会社のテレビコマーシャルとか、あるいはインターネットのホームページを見ていると、95%ぐらいの会社は、トンチンカンなことをやっています。まったく意味のない。ほんとにビックリします。
 で、今、売れる商品と売れない商品の差。さっき言いましたよね。それは、何かというと、価値をちゃんと伝えているかどうか、単純にこれだけ。価値を伝える方法が、マーケティングなんです。
 とくに、価値を伝えるためには、言葉に注意を払わないといけない。価値を伝えるために言葉はすごく重要です。何故かというと、会社が出すものすべてに、言葉が使われていますね。広告、チラシとかダイレクトメール、ここに出ているもの全部。ホームページ、メールマガジン、カタログ、会社案内、名刺、請求書、領収書など、すべてに言葉が使われています。
 言葉って、コストはゼロでも、売り上げには直結されている。言葉は、これからの企業は、選ばれるために大切にしないといけないのです。これから、ますます言葉の重要性が大きくなる。何故か、インターネットが発達するから、もっと使い勝手がよくなって、昔の公衆電話のようになる。こうなると、言葉がものすごく重要になります。インターネットは、言葉が主役の媒体だから。映像とか画像じゃないんです。皆さんも実感されていますよね。インターネットを使うとき、何で検索します。キーワードですね。キーワードは言葉なんですよ。インターネットは、言葉が主役の媒体なんです。だから、売れる言葉を知っている企業と、知らない企業では、これから大きな差がついてきます。
【言葉はコストゼロ、言葉は大切に!】
 言葉はコストゼロなのにもかかわらず、これだけ売り上げとか、数字、世の中変わるわけです。それだけ恐ろしい。とくに皆さんみたいに、こういう業界に関わっている方々。言葉、大切にしないと、これ大変です。で、世の中には、売れる言葉と売れない言葉が確実に存在します。それを、勉強しているか、してないかで圧倒的な差がついてきます。売れる言葉っていうのを、勉強して欲しいなって思います。
【まねして行動を】
 私、18冊本書いているけど、けっこう事例がいっぱい載っています。初期や最近の事例とか、たくさん載っている。どんどんまねしてください。私に断りなくまねしていいですよ、DMの文章とか。私は、週に1回とか2回メールマガジンを発行しています。ポイントや、こういうふうにやるといいよとか。人気あるメールマガジンなんです。この、メールマガジンの一番最初に書きました。「注意!このメールマガジンの無断転載、無断転送、積極的にお勧めします」って書いたんですよ。それだけ、どんどんまねしていいよ。それで、皆さんが幸せならいいんだから。どんどんどんどん、まねしてください。ともかくやってみりゃいいんですよ。私の本に、いっぱい事例がでているから。だいたい、1000人の人が読むとしましょうか。500人ぐらい、ああ、これうちの店でやろう、うちの会社で試してみようって決断するんですよ。でもね、その中で、実際に行動する人は、どのくらいだと思います? その中で、実際に行動する人は、だいたい1人ぐらい。実際、行動するっていうのはすごく難しいのかも知れない。決断は簡単だけど、行動は難しいのかも知れない。だから、皆さん、行動するだけですよ。行動するだけで、能力とか、才能とか、お金があるとかないとか、会社が大きいとか小さいとか、そんなのまったく関係なく、行動するだけで、とりあえず、1000人よりか、一歩向こうに行けるんだよ。だから、いつも言っていることがある。決断よりも行動。すごく、重要です。
【遊ばざる者、働かざるべし】
 私の話を聞いてですね、今日、一つでも何かちょっと気付きがあったら、ぜひ、行動してみてください。まず、第一歩は私のメルマガの『儲けを生み出す発想のしくみ』をとることかな。 これは、私の座右の銘です。「遊ばざる者、働かざるべし」いいでしょ、座右の銘です。ここからですね、今日の話が、ひとつでも皆さんのビジネスに役立てば、私はとっても嬉しいです。
 皆さんのビジネスが、圧倒的に輝いて、皆さんと皆さんの大切な人たちが幸せになることを、心から祈っています。
 本日は長い間、お疲れさまでした。ありがとうございました。
(注.体験談などたくさんの話がありましたが、紙面の都合で省略しました。)
ホームページ(http://www.ex-ma.com/)

【夢メッセ基調演題】 「業態変革実践!!」〜『モノつくりからサービスつくりへ』〜

              全印工連会長  水上 光啓 氏
 
 今日は大勢の人に、来ていただいてありがとうございます。皆さんは、社長さんが3分の1、社員さんが3分の2。ともすれば、私の話は社長さんの話かなと思うかも知れませんが、立場の違いは全くないと申し上げておきます。
いうまでもなく、非常に厳しい社会が続いております。でも、厳しい、厳しいといっても何も解決することはありませんから、今日はあえて、この厳しい不況の中で、何を為せばいいかというお話をします。
 この厳しい環境の中で、やることは3つあります。@は変革をする。Aは自社の方向性を明確にし組織を固める。Bはあえて言うと、潰れない会社づくりをしていただきたい。ただし、これは短期的です。それが基本の3つです。
 では@の業態変革。これは、社会が大変革をする中で、それぞれの会社が変革をしなければいけません。船の航海に例えると、大変な荒海の中で風向きが分からない。必死に帆を風に合わせるが、経営者1人ではもはや不可能。会社の全員が協力し、力を合わせなければこの変化、嵐に対応することはできません。その中で我々一体どうしようか。じっと耐えているだけではシュリンクしていくだけです。ぜひ、外に打って出なくてはいけません。
 Aは自社の方向性を明確に示して社内を固める。これは経営者のリーダーシップが大で、不況時は、やはり社内が乱れ、なかなか売り上げが伸びない、売り上げが減る、利益が減る、残業も減る、賞与も減る。非常にこういう厳しい環境では会社の中は決して盤石とはいえません。だから、会社は明確な方向性を示し、経営者・トップが自信を持ってメッセージを発信しなくてはなりません。
 では、Bの潰れない会社づくり。これは会社が潰れてし
まってはまったく意味をなしません。潰れない会社にするには、会社の中には無駄な費用が隠れている。コスト削
減、労務関係経費、材料、在庫額の見直し等が必要です。そして、歴史的にいまその局面にいるから見えないけれど、変化の後には必ず新しいビジネスのチャンスが起きてくるんです。景気のいいときに変革するのは難しい。今やるんです。会社の生き残りを賭けて、変革をする最大のチャンスですから、ぜひ実行していただきたい。
 いま申し上げたのは、短期的に倒産しない会社を作る。ぜひ厳しい局面を乗り越えて、会社を安定軌道に乗せ、成長して利益を出していけば大半の問題は解決できます。そのためにはチャレンジをし続けなければいけません。
 さて、大きな変化の中で私は従来型の印刷ビジネスは変わっていくと思います。いうまでもなく昨年9月のリーマンショック以来、複合的な要因の中で社会が大変革している。その中で従来同様お客さんのところに行って印刷を受注してくるというこのビジネスモデルは、もう通用しなくなるとはっきり断言しておきます。また、ネットもそうですよね。大きな変革です。
 そんな中で今、印刷には第1の波があって、今まさに第2の波がきているように思います。じゃあ第1の波は何かというと、それはフロント部分がデジタル化をして印刷が付加価値を失ったことだと思います。そして、第2の波。これはあってはならない波で、フロント部分だけではなくて、印刷が全体として付加価値を失っていくこと。それは、厳しい環境の中で、業界内で価格競争だけに目がいって、不毛な価格競争をやってお互い消耗戦をやっていませんか。そんな中でも、社会はどんどん変わってしまうんですよ。印刷が流失しないようにきちっとやらなくてはいけない。そのためには何があるか。ひとつ、従来と同じものをやっていたんじゃ無理でしょう。新しい価値観を見つけていかなくてはいけないと思います。
 今日の本題である製造業ではあるけれど、サービス業としての印刷を少し捉えてみると、いうまでもなく、印刷業は製造業であり、サービス業であり、情報産業です。もちろん、製造業としての印刷業は一番基本ですからこれは大切にしましょう。製造業として行く限り私は3つあると思います。作るものを変える、作り方を変える、作る価値観を変える。この3つを実行しなくてはいけないと思います。
 作るものを変えるって、突然違う物を作るんではありません。やはりこれだけ厳しい社会で競争が厳しくなれば、それぞれ会社には特技があるはずです。まずは一番儲かる得意技にフォーカスしていただきたい。だってそれが一番儲かるんです。そして作り方を変えるということは、長年自社のビジネスの方法、一番いいと思っているかも知れない。絶えず自社のビジネスモデルは正しいやり方で進んでいるのか、もっと効率のいいやり方はないのか。これは何時も振り返ってもらいたいと思います。作る価値観を変える。これは重要ですね。印刷会社は永遠に顧客志向と言われていましたけど、本当に顧客志向ですか。自分の会社志向または、機械志向ではありませんか。自分の会社の都合で印刷やっていませんか。本当に顧客志向というのは、ユーザー目線に変えて、お客さんにとって安全・安心・本物づくりをしなくてはいけないと思います。
 そして、サービス作りは、このように定義したい。人が面倒くさいことをするのがサービスの原点。面倒くさいという言葉には限界がないから、そこに手伝える部分もあるわけです。印刷会社もそれに対して面倒くさいことをやる。それがワンストップサービスだと、お客さまに印刷の発注の面倒くささを解放していくのが印刷会社。だって考えればやることってたくさんあるんじゃないですか。ぜひ、いろんなことをやっていただきたいと思います。
 ここで、改めて組合の役割のお話をします。
 変革をしようということで、業態変革を6年前に開始、業態変革推進プランを4年間提案。この2年間は、業態変革実践プランを作成、来月には、さらにより細かい業態変革実践プランが出ます。これは、ロードマップです。ゴールへ行くのは自己責任で行ってください。なぜか、私たちの全印工連はいま6400社あります。裏を返すと、ゴールが6400通りあるから中小企業として生き残れるんです。ゴールへのロードマップはいろいろ作っておりますから、ぜひご活用いただきたい。何かのヒントになります。ぜひ皆さん業態変革を一緒にやろうじゃありませんか。
 では、明日の印刷って話をしましょう。私は明日の印刷に関しては、ネットの出現、情報洪水、成熟化社会の3つのキーワードがあると思っております。
 まず、ネットの出現。従来、社会というのはトップダウンだったのが、ネットの出現によってボトムアップになったような気がします。それから、情報洪水。この10年間、人口は減ったが、情報量は410倍に増えました。そして、成熟化社会。日本は、世界で有数の成熟化社会。以前は、一言でこのものをどういうものかって表せる時代だったが、成熟化社会になると、一言で表せなくなりました。まさに、この3つの中で消費者がすごく疑い深くなっている。裏を返すと賢い消費者になっている。
 さて、印刷産業、今は製造業ではありますが、思い切ってサービス業として捉えたらどうだろう。印刷の営業はご用聞きと言われてきましたが、今、我々の最大の武器は、そのご用聞き営業であると思っております。お客さまの会社のほんとに奥深く入ってお客さんと話をすることができる。お客さんは必ず悩みや愚痴があるんです。間違ってもお客さんの愚痴を聞いて、ああそうですかで帰ってきちゃいけない。それを聞いて1人で解決できなければ、上司と社長と相談して、悩みや愚痴を解決してあげる。これがビジネスの輪を広げていく新たなご用聞き営業の役割ではないでしょうか。世の中、情報化が進めば進むほど、人でなければできないことがますます増えてくると思います。やはり、他社と違う独自力、差別化をするためには、知恵を出して、出し続けなければいけません。独自力をつければ人にまねをされません。ぜひ、そういうご用聞き営業をするように努力をしませんか。
 そして、我々は物も作りますが、基本的な軸を“モノつくりからサービスつくりへ”振ってみたらどうでしょうか。物づくりというのは、工場があればできます。しかし、サービス
作りというのは、お客さまの気持ちを形にしなければいけませんから、お客さまの中に介入する。人を介在しなければサービス作りはできません。これから大きく顧客第一主義になったときは、そういうサービス作りが必要です。
 サービス業は顧客の問題を解決することと定義をすれば、印刷の営業は顧客の問題を解決する人になるはずです。しかし、一番大切なことは、そのフロントにある。その印刷物の役割、そんなこと考えたことありますか。これから考えなくてはだめですよ。そして、納品したあと、どのような流通で、どのような情報でそれが流れていくのでしょう。そして、その印刷物がお客さんにとってどれだけ価値があるか、どれだけ売り上げが増えるか、何人のお客さんがくるのか、それを我々考える勉強をしなくてはいけません。  
 いま、世界が大変革する中で、印刷も業態変革をしなくてはいけません。その中で従来にない、コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力、そしてお客さまにお手伝いをするビジネスを構築するロジカルシンキング、こういう能力も必要だと思います。まさに印刷を少しでもサービス業として捉え、お客さまの指定どおりにという言葉を変えて、お客さまのニーズどおりに、お客さまの思いを形にするというふうに変えなくてはいけないと思います。
 最後にひとつだけ話をして終わろうと思います。この、厳しい環境の中で、まさに閉塞感が漂っております。だからこそ、これから働きがいのある会社を我々は作っていかなくてはいけないと思います。働きがいのある会社って、ただただ、いい環境を作ったからって働きがいは上がりません。それは、信頼と誇りと連帯感がない限りできません。この信頼感がない限り、会社の中で成果主義なんていうのを導入してもまったく私は意味ないと思います。
 これからもこの厳しい環境の中では、すべてが人材だと思います。1に人材2に人材3に人材。そして少し印刷産業は製造業ですが、サービス業という軸を考えて企業を運営していただきたいと思います。
 ちょうど時間になりましたので、これで私の話は終了させていただきます。
 どうも長時間ご静聴ありがとうございました。

来賓挨拶 “夢でない夢”の実現ステージに突入

潟<fィアテクノロジージャパーン
副会長 田丸 邦夫

 皆さまおはようございます。只今ご紹介にあずかりました潟<fィアテクノロジージャパーンの田丸でございます。ご指名をいただきましたので、一言ご挨拶を申し上げます。まずは、今年で第5回目を迎えました夢メッセ開催にいたしまして、心よりお喜びとお礼を申し上げます。おめでとうございます。
 言わずもがなでございますが、この夢メッセ第は2004年の全印工連さんの業態変革推進プランの発表にリンクして、その翌年の2005年に今までの機材展から、新しいスタイルのセミナー展として、真に組合の皆さま方あるいは業界の方々にお役立ちする形のイベントということで生まれ変わったわけでございます。私にとりましてはその当時、目からウロコと、機材の出展の無いセミナー展はございますが、このように皆さま方と座学を通じてお話をさせていただくことはありませんでした。新しい技術、新しいビジネス、こういったことに対しまして、印刷会社さまとベンダー・メーカーがひだをつき合わせて、時には角をつき合わせて熱く語り合うというふうな機会は、機材展では全く得られない貴重な経験でございまして、参加業者として感謝を申し上げる次第でございます。
 3年前に私が夢メッセに参加させてもらった時のキャッチフレーズの中の言葉で“夢でない夢”つまり企業が今後、存続、成長、発展していくために実現しないといけない、そういった新しい企業戦略、すなわち業態変革の姿を描こう、持とうと呼びかけられた時から3年、今まさにその夢を実践して実現していくステージに突入したというふうに実感しております。
 社会環境の変化は世の常でございますが、現在遭遇しておりますのは過去に例を見ない、歴史的な大きな変化であることは承知のことですが、今まさに大きな変化に対して変革を持って乗り切ると、そういう時期に来ていることは間違いなく、私共、業者も全く同様のことと強く認識しています。今後ともこの夢メッセを通じて、私共の自身の夢でない夢を実現いたしまして、皆さまの変革にお役に立ちたいと節に願う次第でございます。そのために、これからも我々研鑽努力を重ねてまいりますので、今後とも一層のご指導ご支援のほどよろしくお願いします。
 最後になりましたが、今回の夢メッセのご成功と今後ますますご発展していくことを、そして、各企業さまのご繁栄を心よりご祈念申し上げまして、私のご挨拶とさしていただきます。本日はおめでとうございます

来賓挨拶 印刷産業も新たな価値が求められている、お客さまの求められる印刷を!

全印工連会長  水上 光啓

 私はこれまで広島にはしょっちゅう呼んでいただいているので、顔見知りが多く来賓ではないかも知れませんね。仲間ですよ。本当の仲間がこのすばらしい会を開くわけです。本日一応ちょっと全印工連の会長として真面目に話さなければ怒られますから。
 2009印刷産業夢メッセ、本当にこのように盛大に開催されることが心から嬉しいし、喜ばしいことだと思っています。大変この夢メッセというのは独自のコンセプトを持っているというふうに私は思っています。基調講演に始まって、多数のソリューション・セミナー、そして、決定的なのは酒を飲み交わしながらの座学、外に聞いたことありません。いいじゃないですか。こうやって組合の基本です。勉強をして連帯を深める。全てができるセミナー、是非これからも続けていただきたいと思いますし、このセミナーに出て、この激変する中で是非参加した方は、必ず何か掴めるものと私は確信しております。
 今言うまでもなく社会は大きな変化をしております。しかも、大きな変化に気がついたんですね。環境の有限性、資源の有限性、そして私たち印刷にも影響がありますが、ネットを通じて小さくなった地球、さらには少子高齢化した地球、こんな中で地球温暖化の問題、CO2の問題も大きな問題となってきて、これにも私たち対応しなくてはいけません。そして、昨年来の米国発の同時不況、これも大きな影響を受けております。そして、政権交代もありました。全てが、大きな変化の中にある気がしてなりません。その中で印刷産業も新たな価値が求められていると私は思います。従来、私たちはきれいな印刷を作っていれば大変お客さまから喜んでいただけました。しかし、もはやそれだけでは足りないというふうに私は思います。印刷物の中に従来無かった環境対応したものであるか、MUD、ユニバーサルデザインであるとか、コンプライアンス、このようなものを盛り込まなくてはいけない。お客さまはそれを期待しております。是非そのへんを我々一緒に勉強してお客さまが求められる印刷作りをしようではありませんか。さらに、究極、我々の印刷物は作るだけではありません。作った後、お客さまが活用してどれだけ売上が増えるか、そして、その印刷物でどれだけお客さまが増えるか。まさに効果まで考える。皆さん新しい印刷のビジネスモデルを作っていかなければなりません。是非このセミナーでそんなことを考えながら、一緒に勉強をしようではありませんか。
 ちょっと長くなりますが、ここで全印工連の宣伝をさせてください。全印工連でもいろんなことを皆さんに情報提供しております。一番大きな情報提供は業態変革、6年間かかってやってきましたが、今年は一番直近の実践プランの2年目です。よりきめ細かい対応が出ております。来月発行します。是非皆さん活用してください。何らかのヒントがあるというふうに私は信じております。そして、さらに組合としては中小印刷業の将来像を考えていかなければいけません。組合業は永続しなければいけません。産業は永続しなければいけません。その中で、印刷産業ビジョン、そういうふうな将来の戦略も皆さんに提案したい。
それから、昨年来経済産業省からのアドバイスを受けて、新しい感性という価値を印刷に吹き込む感性価値創造事業、これも進めてまいりたいというふうに思っております。これも皆さまの協力なくして実行することはできません。是非皆さまご協力をお願いします。
 最後にこんな素晴らしい会をお作りになった役員の皆さま方の尽力に心から敬意を表すると共に、これから2日間に渡って行われる、2009印刷産業夢メッセが皆さまにとって本当に価値あるものに、そしてそれをお持ち帰りになって活用できるように素晴らしいメッセになることを祈念して挨拶といたします。
 本日は大変おめでとうございます。

夢を持とう、努力しよう、先に明かりが見えている!!

実行委員長  喜瀬 清
 皆さんおはようございます。まず、皆さんの後ろの方をご覧ください。遠い向こうに明かりが見えます。素晴らしい天気です。まさに、今日からの夢メッセの成功を確信しているようです。
 今日、全印工連の水上会長が来られていますが、昨夜新潟からいろいろな乗り物を乗り継いで、今日に備えてお忙しいところわざわざお越しいただきました。それから隣の県であります山口県工組から大村理事長、そして、潟<fィアテクノロジージャパンの田丸副会長、それから、富士フイルムグラフィックシステムズ鰍フ磯村本部長にご出席賜り、私にとりましては5回目の夢メッセをこうして開催することができました。
 ここで、皆さんに報告をさせていただきます。昨年の入場者は538名、今回の入場予定者は611名の予定、昨年より14%増、券の売上が増えました。これは延べ人数にしますと2,500名ぐらい、それに座学まで入れますと、
3,000名強の皆さんにご出席いただける予定という数字を表しています。
 こういう不安の中で始まったことに対して、私共の組合の皆さま方が一生懸命頑張って券を買って、つまり、こういうご時世だからこそ、皆、勉強をしようじゃあないか、と。こういう不景気は10年前から我々業界では今の状況は想像されていたけれども、想像を絶するとは言いませんが、近い状況でスピードを上げてドンドンドンドン環境が悪くなっています。その中で、これからどういう方向で自分の会社、あるいは従業員はどうなっていくかとせまられている状況だと思います。その中で皆さんは前に向いて、とにかく、こういう状況だからこそ勉強しようじゃあないかと、というふうな私は表れだと思います。
 今年は趣向も多少変わりました。昨年に比べると7つのセミナーが入れ替わりました。新しいセミナーが7つ入りまして、これも楽しみでございますが、新しい切口で、我々新しく目指すべき方向、夢、希望、そういうものをいただけるんじゃあないかと期待しております。
 景気が悪いからこそ、こういう時期に夢メッセをしっかりやった方がいいと思います。特にこんな話がありますね。もう、景気が悪くどうにもならないから、夢も希望も無いと言う人が多い、私も以前は時々言っていました。今はこういうことを人に教わったものですから、そう思わないです。今は自分が夢を失うから景気が悪い、調子が悪い。夢を持てばそんなことにはなりません。だから、考え方を変えて、冒頭に言いましたように、先に明かりが見えているわけですから、見えるように努力すれば行き着くことができます。
 この夢メッセは、多くの仲間と出会う場でありますし、いろんなセミナーを通じて勉強する場です。それを確かめ合う、これだけ多くの人が集まるわけですから、それをお互い、よい意見を付き合わせながら一緒に道を歩める仲間を探してください。これはずーっと同じことを言っているんですけど、今年もどうかこの2日間でそういう方達と出会いを作る努力をしてもらいたいし、また、新しい道を見つけだして有意義な2日間になりますことを心から祈念したいと思います。役員の皆さま方この2日間どうか最後まで一緒にお互い協力し、2日間終わって良かったな、という結果が生まれることを心から祈念してご挨拶にいたしたいと思います。
 今日は本当にありがとうございました。

2009印刷産業夢メッセ開催

 「2009印刷産業夢メッセ」が10月23日(金)・24日(土)の2日間、KKRホテル広島で開催された。
 初日、午前9時からオープニングセレモニーが、来賓・実行委員会役員他多数が出席し、佐々木孝朗広報部長の司会で行われた。
 はじめに喜瀬清実行委員長のあいさつ、続いて来賓の全印工連水上光啓会長、セミナー参加企業代表潟<fィアテクノロジージャパン田丸邦夫副会長の祝辞があった。
 引き続き、磯村和幸富士フイルムグラフィックシステムズ且キ行役員西日本事業本部長、大村俊雄山口県工組理事長、岸本均也副実行委員長、宇都宮五郎県工組相談役が加わりテープカットが行われ、「2009印刷産業夢メッセ」が幕を開けた。
 午前10時から基調講演。水上光啓氏の「業態変革実践!!〜『モノつくりからサービスつくり』の発想で顧客の問題解決のプロへ〜」に211名の聴講者が参加、熱い語りを聴講した。
 午後からソリーションセミナーが4つの会場で12テーマが行なわれた。セミナー終了後一堂に会して座学が行われ、講師と旨い酒を交わしながらの意見交換で歓談した。
 2日目は、藤村正宏氏(フリーパレット集客施設研究所代表)の基調講演「モノを売るな!体験を売れ!!〜刷り物を売っているんじゃない!ノウハウを売ってるんだ〜」に大勢の242名が聴講。
 午後からは、前日と同じく3つの会場でのソリューションセミナーに加え印刷のプロとしての業界を理解いただく一環として、一般・学生向けに、「一冊の本こそ感性の結晶」、「文字は語る」及び「いま、なぜ『MUD』なのか」のセミナーなどが行なわれた。
 引続き、初日と同じく座学。2日間の全日程が大盛況で幕を閉じた。

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